こんにちはブレランです。
SFが何より大好物です。
中でもブレードランナーは特別だと思っています。
そこで皆さんはこの映画を観て「これどういうこと?」って思いませんでしたか?
自分でも未だにどうなんだろうというところがあり、少しずつ整理しようと思いましたので興味のある方は見てください。
なぞの男 ガフ
上司ブライアントの指示でデッカードをブレードランナーに呼び戻したのがガフだ。
デッカードはブレードランナーに戻ったわけだが、ガフも一応は同僚。それなのにガフの役割がしっくりこないのはなぜか?
デッカードに同行する時もガフがスピナーの運転手をしていたのはわかるが、ホテルでの捜査では特に手伝うわけでもなく、やったことはぶらぶらしてマッチ棒で人形作っただけ。
また、レイチェルをテストするためタイレル社に行った時にはまったく顔も出さなかった。せっかく一緒に来ておきながらどこでサボってたのか?
でも彼はデッカードの「夢の中のユニコーン」の件を知っている。本編の最後ぐらいに折り紙でユニコーンを作り間接的に「おまえの秘密を知っている」というメッセージを送っていた。
少なくてもガフはデッカードがレプリカントであることを知っているので、警察としてもデッカードを監視するように指示されていたはずだ。もしもの時には処分(この場合も解任か?)も考えていたに違いない。
でもなぜか最後はデッカードもレイチェルも見逃している。二人ともレプリカントだぞ。ガフはこんな重要人物なわりには最後まで何も教えてくれんかった!謎だ。というか全員謎だらけだ。
まあ全体的にだけど元々「ブレードランナーはこういうものだ」という理論づけされてないのがよいのかも。
いろんな人に誤解されたり、自分ごとのようにいいたくなるような「余白」が残されていたのが正解だったんでしょうね。
つづく
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