野菜を作るのに適した土にするため、種まきや定植をする前の2週間くらい前に畝作りをします。石灰で酸性度を調整した後、堆肥、化成肥料などを施して野菜に適した畝を作ります。
畝のつくりかた
株間、条間を考慮し畝の幅を決めます。
株の周囲を30cm空けるとすると、1条植えでは畝幅が60cm、2条植えでは90cmほどになります。
畝の高さは10cmほどでよいですが、水はけが悪い場所では畝を高くするほうが良いです。
手順1 元肥を施して耕す。
種まき、定植の2週間前に堆肥、石灰を施し、その1週間後に化成肥料などを施した後にしっかりと畑を耕す。
手順2 畝幅を決めるためヒモでラインとる。
野菜の性質にあった畝幅をとります。
まずは畝の長いほうの1辺にヒモをまっすぐに張ります。
ヒモの外側の土を畝の方に彫り上げ、畝の高さを作ります。
手順3 畝の他の3辺も同様に土を掘りあげます。
ヒモをもう一方の長い辺に張りなおし、手順2と同様に土を畝の方に掘りあげます。
それから、短い辺も同様に掘りあげます。
手順4 畝の表面の小石などを取り除く
畝の表面の固まった土を細かく砕きます。また小石などはレーキなどを使い除去します。
手順5 畝の表面を平らにする。
畝の表面がデコボコしているとくぼんだ部分に水が溜まったりして種の発芽に影響します。
クワやレーキできれいにならします。
さらに板を使い、平らな面を土の表面に押し当て、軽く押さえてやるときれいに水平になるのでお勧めします。
この状態で種まき、定植を行うことができます。
まとめ
畝作りまで出来ると畑の準備はほぼ完了したことになります。あとは楽しい種まきか定植です。
「畝のつくり方」の説明をしましたが、簡単に言うと「土の台」を作るような感じと思ってもらった方が判りやすかったかもしれません。
今回の情報、お役にたったでしょうか?
引き続きもっと役に立つ情報を発信するよう頑張りますのでよろしくお願いします。
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