家庭菜園の基本!③【良い土の条件】野菜がよろこぶ土の作り方をマスターしよう。

家庭菜園のコツ

こんにちはブレランです。稲作農家に生まれ農業と共に育った環境と家庭菜園歴20年の経験を元に、これから家庭菜園を始めようとされる方に家庭菜園のいいところを解説しています。

【ポイント】

根をしっかりと張って生長する野菜は、土の中の水分、栄養分、酸素を吸収しながら大きくなってゆきます。土の中に野菜が必要とするものが不足すると生長が阻害され収穫することも出来なくなります。土をしっかりと作ることは野菜が喜ぶ基本です。

野菜が喜ぶ土を知ろう

野菜が生長するための栄養分

野菜が生長するには土の中の栄養分が必須です。

肥料のやり方の詳細はここでは割愛しますが、野菜に必要な主な3要素として「窒素」「リン酸」「カリ」があります。これらがバランスよく配合された状態で過不足なく施肥します。

私の悪い癖ではありますが「もっと大きく、もっとたくさん作ってやるぞ」って欲張り、肥料をやり過ぎてしまいがちで反省しています。

水はけが良く保水性もああること

水分も野菜が生長するのに必須のものです。

長雨が続くことで水分量が多すぎの状態になってしまい根が腐る場合があります。適度に保水性があり、不要な水分は排出される水はけの良さが土には必要です。

通気性が良いこと

野菜の根も呼吸をしています。

そのため通気性の良い土であることが大切です。土の中に空気が通る細かい隙間があると、根も良く張りますのでその結果として株全体が丈夫に育ちます。

また通気性の良い土は水はけも良く、そういう土はフカフカで保水性も持ち合わせています。

土の酸度(ph)が調整されていること

土の酸度は自然な状態にしていると酸性の状態になります。

ほとんどの野菜は中性~弱酸性の土を好むので酸性の土では生長が悪くなります。

種まきや定植の前には、土の酸度がph5.5~7くらいになるよう苦土石灰をまき土を中和しておきます。

病害虫にかからない対策をする

病気の元となる病原菌や害虫が土の中に存在すると、生長の途中で枯れたり虫に食害されたりします。真冬の時期に畑の土を深く掘り返し寒風にさらすことで土の中の病害虫を減らすことができます。

農薬を使わない、昔からの農法の一つである「寒ざらし」と言われる方法です。おまけに凍結と氷解を繰り返すことで土が自然にほぐれるメリットもあります。

まとめ

大事な役割のある土を作ることは、おいしい野菜作りのカギとなります。

野菜がよろこぶ土を知ることが大事です。

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