家庭菜園の基本!【家庭菜園】野菜が元気に育つ土作りのポイントを解説

家庭菜園のコツ

ブレランです。

家庭菜園を始めようと思ったけど色々判らない事ありますよね?

そのなかでも野菜や植物を育てる上で「土作りが大切」と言われていますが、基本を押さえていれば何も難しくありません。

いくつかの要点とその意味を理解することで家庭菜園のほか色々と応用できます。

「土作りが大切」その基本3つを解説します。

1.ふかふかの土であること

2.pHが適正であること

3.元肥が十分に含まれていること

ふかふかの土であること

まずは、軽くてふかふかの状態というのは土の中に適度な隙間があることを意味します。

こいう土であればその隙間に水や酸素が入り込み、その結果として根が伸びやすくなります。

そもそも土は何も手を加えなければ自然と固くなってしまう性質があります。

では、土をふかふかにするには何をすればよいのでしょうか?

色々ありますが最も重要な2つに絞り込んでそれ以外は無視してよいです。

「土を耕す」:鍬やシャベルなどを使って掘り返し塊がなくなるよう耕します。

 野菜作りの中で一番の肉体労働になりますが基本の作業です。天地を返し、出来る限り砕いて塊がなくなるまで頑張ってください。

「籾殻、腐葉土、砂などを鋤き込む」:土を団粒構造にします。

 土が痩せる(単に肥料分が減る意味ではない)と団粒構造が少なくなるので、籾殻、腐葉土、砂など素材の違う物を鋤き込むことで、多くの隙間が出来、保水性や通気性が良くなります。

 手っ取り早く市販の園芸用土を混ぜ込んでも良いです。

pH値が適正であること

よく「土のpH値は適正か」や「弱酸性のpH6.5ぐらいが良い」と言われますが、そもそも一般家庭には測定器なんかありません!と言いたい。

農家のおばちゃん(母親)に尋ねたときは「だいたいの感じで石灰を撒いているけどちゃんと育っている。ペーハーなんか知らへん」とのことだったが、特にほうれん草については石灰を撒かないと失敗するということを長年の経験で会得したみたいです。

野菜を育てるには中性(pH7.0)か弱酸性(pH6.5)くらいが良いですが、雨で土の中のアルカリ成分(カルシウム、マグネシウム)が流れ出してしまい自然にpH6.0くらいまで傾いてしまいます。

土の酸性を改良するには「苦土石灰」を使います。

苦土石灰は、苦土(マグネシウム)と石灰(カルシウム)を合わせた資材となるため、雨で流れ出し不足している成分を同時に補給できpH値を調整することができます。

自分の場合は、年一の春まきのタイミングでペースで苦土石灰を撒きます。

pH値については6.0程度に傾いていることを前提にし単位面積あたりの適正量を算出して撒きます。

元肥が十分に含まれていること

元肥としてリン酸とカリが重要です。

窒素は追肥で施しても深くまで届く性質がありますが、リン酸とカリは届きにくい性質のため元肥で施します。

基本的には畑全体に所定量の元肥を均一に撒き20~30cmくらいの深さで耕し混ぜ込みます。

そのため肥料が全体に混ざり野菜が養分を吸収するのが早くなります。

肥料については油粕などの有機肥料や化成肥料などたくさんの種類がありますが、専業農家でもないので化成肥料一択で問題ありません。

「適量がどのくらいか?」と言う点で考慮しなければいけないですが、肥料のやりすぎには注意が必要です。(足りない場合は追肥できますがやり過ぎの場合は減らすことができないためです)

用量に関しては化成肥料の袋に記載の量がベストと思います。

当たり前ですがやり過ぎの場合は野菜の生育に良いことはなく最悪の場合枯れてしまします。(肥料負けと言います)

初心者の場合はどうしても肥料をやりたくなってしまう心情になるため気持ちを抑えましょう。

土作りについては以上のことに注意すればよい土ができます。

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