ブレランです。
今回は夏野菜の定番「ナス」を育ててみよう。
ナスを育てる上で「切り戻し」は重要な作業のひとつです。
これを理解してると収穫期間、収量、品質などアップし良いことづくめです。
基本的には花付き時や収穫時に枝を落とす作業になりますが、解説本などであらかじめ予習していても、実際にいざ剪定しようと思うと手が止まります。
「あーー!。本で見た写真と違う!」
当たり前ですが自然相手なので違っているほうが普通で、始めてやる場合だいたいこうなります。
でも、基本さえ押さえていれば誰でも出来るようになります。
まずは主枝(主幹)を見極める。
3本仕立て(主枝を3本とする)の場合、下記のイメージとなります。
まずは一番花が咲いた位置に注目します。
この一番花が着いた根本で分かれている2本(①②)と、その直下から出ている1本(③)の3本を主幹とします。
今後、この3本の主幹については基本的には切りません。(これ大事)
脇芽を伸ばす。
そして、この3本の枝からそれぞれ脇芽として出てきた枝の花を育ててナスを成長させます。
切り戻しとは、この脇芽に対して行う剪定のことを言います。
まずは脇芽に花が付いた時に、その先(上側)に葉っぱ1枚残して切り落とします。
※葉っぱ一枚を残しその先の成長を止めることで、ナスに養分が回ります。
切り戻しをする。
そして、この脇芽についたナスが成長して収穫する段階になった時が「切り戻し」のタイミングになります。
成長したナスを収穫すると同時に、脇芽を主幹側に戻った(下がった)位置の脇芽(脇芽の脇芽)を残して、切り落とします。
※この脇芽(脇芽の脇芽)を伸ばし、ここから出てくるナスを収穫するために行う剪定を「切り戻し」と呼びます。
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