【ブレードランナーを考える】ガフの意味深発言「彼女も生きられないとは残念だ。だがみんな同じだろう?」

ブレードランナー愛

これはガフが、バッティを処分した直後のデッカードに対して「彼女も生きられないとは残念だ。だがみんな同じだろう?」と言ったセリフである。

あえてレイチェルは処分しなくてもよいという意味にとれ、全て終わったということになる。

どうして残念と思ったのか?

デッカードがレイチェルを匿っているのを知っての発言で、その上で寿命も短いのでこのまま見逃してやろうとしたのか。

本来ならガフは警察側なのでレプリカントのレイチェルの処分が終わってないので「あとひとりですな」とか言うのが普通だ。

であればガフのメリットは何か?なんでこんな言い方するんだ。

ガフの温情?冷たい男に見えるがそれしかない。

ガフはデッカードもレプリカントであると知り、2人をこのまま見逃すことにしたに違いない。ユニコーンの折紙をデッカードの部屋の前に置いていったのもそのためだ。

ガフの折紙が意味するところだが「お前もレプリカントなんだ。レイチェルを守るためここに匿っていたのも知っている。だが俺はお前たちを追いかけることはしない」ということ。

ガフを男前と思ったがほんとになぞの男である。

ここで少し本題と離れるが、

デッカードが折紙を拾うシーンでユニコーンの右後ろ足を指で摘み上げるのだが、クローズアップした次のシーンでは左後ろ足を摘んでいるのに変わっていた。

だれか気がついている人いるのかなー。

つづく。

コメント

タイトルとURLをコピーしました