家庭菜園の基本!②【最低限必要なもの】道具や資材をそろえよう。

家庭菜園のコツ

こんにちはブレランです。稲作農家に生まれ農業と共に育った環境と家庭菜園歴20年の経験を元に、これから家庭菜園を始めようとされる方に家庭菜園のいいところを解説したいと思います。

【ポイント】

家庭菜園では、畑の土作りから、種まき、定植(植え付け)、収穫と色々な作業があります。最初から道具や資材のあらゆるものを揃えるのは無理です。まずは最低限必要なものだけを揃え、実際の作業の中で必要に感じたものを買い足してゆくのがよいです。

家庭菜園で使う道具

最初はここにあげたものだけあれば大丈夫です。

【スコップ】(ショベル)

土を深く掘り起こしたり、耕すときに使用します。土がフワッと、また空気が行き渡るようなイメージで、深く掘り起こし耕すことが必要。

【クワ】

畑を耕したり畝を作る時に使用します。株の根元への土寄せにも使用するなど用途が広く、家庭菜園での作業で頻繁に使用します。

【移植ゴテ】

定植(植え付け)の時に穴を掘ったり、植え替えの際にも使用します。プランター栽培で土を入れたり出したりするなど重宝します。

購入するときは、しっかりして丈夫な物を選びましょう。安物は板厚が薄く強度が無いので折れ曲がってしまいます。

【ハサミ】

間引き、せん定、収穫などで使用します。たくさんの種類が出回っていますが園芸用ハサミを購入してください。実際に持ってみて手に馴染むものを選びましょう。

文具用でも代用できますが力が入らないし手も疲れますのでおすすめしません。

【バケツ】

水、肥料、堆肥などを運んだり、薬液の調合をするなどで使用します。一つで問題ないですが私はサイズ違い2つ(大と中)使ってます。

【ジョウロ】

水やりに使用します。種まきに始まり生長時の水やりに必須となります。ハス口(シャワーヘッド)を上向きにすると水圧がソフトになるので種まき時に良いです。

家庭菜園で使う資材

すべての野菜に共通して必要ではありません。育てる野菜や育てかたに合わせ必要なものを揃えます。

【ポリフィルム】

低温期の畑の地温を上げたり乾燥を防ぐために使用します。透明タイプは地温の上昇効果が大きく、黒色タイプは雑草を予防し、シルバータイプはアブラムシを寄せ付けない効果を持っています。

【ヒモ】

野菜の茎や枝などを支柱に誘引(ヒモなどで固定すること)するときに使用します。麻ヒモやビニールヒモ等があります。生産農家さんはラベラーのように片手でテープ巻きできるものを使ってます。

【支柱】

キュウリなどのつる性の野菜や、実をつける野菜などを支えるために使用します。

太さ、長さは野菜の性質をみて組み合わせて使います。購入するときは、生長する野菜の草丈や収穫時の実の着く高さなどで長さを考えよう。また強い風が吹くことも考慮して適度な太さ(強度)のものを選ぼう。

【寒冷紗】

夏の暑さを和らげたり逆に冬の寒さを和らげたり霜よけの効果を期待して使用します。

他にも防虫の効果があり、種まきの直後から使用することで効果は絶大となります。

弓形の支柱(または曲げられる支柱)を畝に立てて、上から寒冷紗を被せてトンネル状にして使います。

まとめ

やはり最初は必要なものから揃えることですが気が付いたらどんどん増えます。ある程度しかたないことではありますが、これら道具を収納するスペースを確保しておくことも大切です。

最初は小さく始めましょう。

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