【ポリマルチ】を使って家庭菜園初心者から脱出しよう。
上級者はみんなやっているのでどんどん真似しよう。
少し敷居が高いと感じるかもしないけど、やってみるとすごい便利で役に立つよ。
ポリマルチとは
畑の畝をワラやポリフィルムで覆うことをマルチングと呼びます。このマルチングを行うことで野菜の生長を促進し病気も防ぐ効果があります。
特にポリフィルムでマルチングすることを「ポリマルチ」と呼び、ポリマルチすることで低温期でも地温を高めたり、雨の泥はねを防ぐ効果があります。
【ポリマルチの効果4つ】
地温を高める
畑の畝を覆うことによって地面の温度を高める。低温期に栽培する時に効果的です。
土の中の水分や養分を保つ
土の乾燥を防ぐので水分を保つことができ、雨で土の中の養分が流れ出すの防ぎます。
雨の泥はねを防ぎ病気から守る
雨の泥はねが葉っぱや茎に付着して伝染する病気から株を守ります。
雑草が生えるのを防ぐ
黒いポリフィルムを使いマルチングすると光を遮断するので雑草が生えにくくなります。
ポリマルチをするときに気をつけること。不織布はどう使う?
ポリマルチをするだけで上級者っぽい感じになります(これはホントです) 実際に病害虫対策にもなり畑の畝も保温されるので生長がよくなります。
ここで初心者でありがちな失敗を知っておくことで、自分に置き換えて対応することができます。
よくあるのが5月の陽気とは真逆の低温と強風です。
自然のことなので避けることはできないのですが特に強風についてはやっかいで、この時ポリマルチがゆるんでいると定植したての苗とこすれて傷めてしまうことが良くあります。
ちぎれたり傷んだ苗を見るのはショックですが植え直すしかありません。
またポリマルチがバタつくようでは内部の温度も上がらず意味がありません。ポリマルチはピンと張り、しっかりと固定することが大切です。
ついでに、風にまつわる話の流れでナスやトマトなど定植時に行う支柱への誘引についてです。この時も注意が必要です。
強風にあおられると、ヒモ等で誘引していた箇所で茎が折れてしまうことがあります。これには定植後、株ごとに風よけを配置するか、寒冷紗のトンネルをかけて保護することが賢明です。
不織布を活用しよう
不織布をべたがけする時も畑の畝に張りますが、こちらはポリフィルムとは違い少し緩めに張ります。
ピンと張ってしまうと発芽した後で生長する隙間がなくなってしまうからです。
まとめ
ポリマルチなどの資材を一度でも使うと良いことだらけで、以降「使わない」といった選択は無いと思います。難しい技術も必要ないですし「しっかり固定する」を基本にしていれば問題ないです。
初心者と上級者の違いは、いかに使いこなすかの差と思います。
ここまでのことを参考に、まだ一度もマルチングしたことない方は是非チャレンジしてみてください。
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